皆さん2020年も後半。
あっという間に毎年過ぎていきますね。
「今年もあと半分か~」と思っていたらあっという間に12月、今年最後の月がやってきます。
12月といえば『クリスマス』ですよね!
クリスマスに食べるごちそうといえば、チキン!
でも、なぜクリスマスにチキンを食べるのか疑問に思ったことが1度はあると思います。
今回は
・なぜクリスマスにチキンを食べるようになったのか
・意外な海外のクリスマス料理事情
・2020年クリスマスメニューの予約を前年を参考に予想
を内容を紹介していきます。
Contents
クリスマスといえばチキンを食べる!
クリスマスと言えば、何を食べるかと言うとチキンですよね!
12月に入ると一気にクリスマスモードにTVが切り替わり
某ファストフード店のCMの歌が頻繁に流れますよね。
「クリスマスが今年もやってくるのか~」
って一気にワクワクしたりしがちですよね。
そのCMの影響なのか、日本では普通の鶏肉(ニワトリ)のフライドチキンやローストチキンがクリスマスの定番料理となってます。
一方で本場アメリカはというと、同じチキンでも七面鳥の丸焼きが定番です。
種類は違えど同じチキン
なぜクリスマスにチキンにこだわるようになったのか、またこの種類の違いはなぜなのか見ていきましょう。
クリスマスにチキンを食べるのはなぜ?
クリスマスになぜチキンを食べるようになったのか。
まずはクリスマスの本場・アメリカの「クリスマス料理の定番がチキン(七面鳥)になったのはなぜなのか」について紹介します。
どうやらこれには2つの説があるようです。
起源①餓死を凌ぐため?
1つ目のクリスマスにチキンの起源説は、”飢えを凌ぐために七面鳥を丸焼きにしてみた”
これはアメリカ開拓時代に遡ります。
当時のアメリカは豚や牛を家畜にしたり、植物を栽培できるような土地の状態ではなく、かなり飢えに苦しんでいたようです。
そのとき、”飢えを凌ぐために七面鳥を丸焼きにして食べたら案外イケた”ため、その後も七面鳥を食べる習慣ができたのだそう。
たしかに七面鳥は他のチキンよりもサイズも大きく、タンパク質などの栄養も豊富のようですから、飢えに苦しむ状況には最適だったんですね。
”飢えから救ってアメリカの開拓を継続できた源”として、アメリカにとって1年で1番重要な日・クリスマスにメインとして食べられるようになったということですかね。
起源②先住民・インディアンからの恵み?
時は同じくアメリカ開拓時代。
イギリスから移住してきた人々は、食料を作り出せない過酷な環境から飢えに苦しみ、厳しい冬を越せずに亡くなる人が大勢いました。
そんな移住人の状況を見かねたアメリカの先住民・インディアン達は、彼らにともろこしや野菜などの栽培方法を教え、七面鳥を含めた様々な食糧を分け与えたそうです。
このおかげで飢えを乗り越えることが出来たために、それ以降は”神に感謝する”という意味でお祝いの席では七面鳥が定番となったそうですね。
この話、移住人と先住民の関係がとっても素敵なんですが、今後アメリカ開拓をめぐって対立することになるのがとても悲しいですね…
起源②が有力説?
起源は2つのうち1つだと思うのですが、個人的には起源②の「先住民からの恵み」が有力だと思います。
起源①だと、「豚や牛を家畜出来ないどころか植物も栽培できないような過酷な環境で七面鳥は捕まえることが出来たのか」というのが疑問ですし、「そもそもそんな過酷な環境に七面鳥いたの?」っていうのも疑問です。
それならば、先住民のインディアン達に助けてもらった説のほうが説得力があります。
また、それによって命拾いし、その後の食糧栽培にも繋がって飢えから乗り越えられたことを考えると、”神に感謝する”という日に七面鳥が出てくるのも納得できます。
日本のクリスマス=チキン(ニワトリ)はなぜ?
これまでアメリカではクリスマスに七面鳥を食べると紹介しましたが、日本はなぜ同じチキンでもニワトリなのでしょうか。
クリスマスってキリスト教のイベントなので、絶対に欧米(特にアメリカ)から伝わったのは間違いないはずなのに。。
いつからどういうきっかけで日本のクリスマス文化が伝わり変化していったのでしょう。
日本でクリスマスが広まったのはいつ?
日本では明治~昭和にかけて徐々にクリスマスが広まっていったようです。
明治維新以降に広まっていったようですね。
また日本でのクリスマスの始まりはもっと前の戦国時代。
宣教師のフランシスコ・ザビエルによって伝えられたと言われています。
キリスト教が日本で始まったのがちょうどその時期なのでそうでしょう。
噂によると織田信長もクリスマスの日は戦を休戦したと言われているくらいなので、その影響力はすごかったのかもしれませんね
クリスマス=フライドチキンとなった理由は?
日本にクリスマスが浸透していった理由はわかりますが、どうして本場の七面鳥からニワトリのチキンへと変化していったのでしょうか。
それはあの人気ファストフード店・ケンタッキーフライドチキンのCMの影響だそうです。
時は1970年代
日本でもKFCの人気が徐々に出てき始めた頃。
KFCに日本在住の外国人から一本の電話が入ります。
「日本で七面鳥が手に入らないから、KFCのチキンでクリスマスを祝おうと思うんだけど…」
このオーダーをきっかけに、KFCはクリスマスのキャンペーンとKFCのチキンを繋げたんですね。
この宣伝効果は抜群で、瞬く間にクリスマス=KFCのチキンという習慣が出来上がったようです。
日本のクリスマスに七面鳥が定着しなかったのはなぜ?
では、なぜ日本のクリスマスに七面鳥が定着しなかったのでしょうか。
実はKFCが活躍する前の1970年以前までは、日本でも七面鳥を食べていたようです。
しかし、KFCに軽々と越されてしまったんですね…
その理由としては
・そもそも日本に七面鳥を飼育しているとこが少ない
・なかなか手に入りづらい
・料金が七面鳥を焼ける大きなサイズのオーブンが自宅にない
・調理の時間と手間がかかる
上記の理由だと言われています。
たしかに七面鳥ってあんまり見かけないですよね。
時々みかけるとなんだか特別感がある気がします。
海外のクリスマス料理はチキンじゃない?
海外でのクリスマスの定番料理が意外なものだったのです!
ヨーロッパからの移民で出来たアメリカがクリスマスに七面鳥を食べるので、てっきり他の国でもそうだと思っていましたが違いました!
チキンにこだわる必要もなかったようです…!
【イギリス】
質素な食文化のイメージがあるイギリスですが、クリスマスではご馳走を作ってお祝いするようです。
メインディッシュとなるのがロースト料理。
普通のチキンであったりローストビーフもあるようですが、こういう年に一回の大事な日などには、アメリカと同じく七面鳥。
そして、ガチョウも食べるようですね。
ガチョウって食べたことがないのですが、どんな味がするのでしょうね…
【ドイツ】
ドイツではシュトレンというお菓子のようなもの。
記事の中にドライフルーツとナッツが入っているパウンドケーキのようですね。
【北欧スウェーデン】
スウェーデンではユールシンカという料理がクリスマスの定番になっています。
茹でた豚もも肉にマスタード・パン粉をまぶしてしオーブンで焼いたもののようです。
豚なんですね!鶏じゃないんだ…!
【フランス】
フランスではうさぎの肉を食べるそう。
日本ではなかなか、うさぎは食べるようなものではないのでびっくりです。
フランスではクリスチャンにとっていちばん大事な日に食べるものなんでしょうね。。
クリスマスのチキンを予約できるお店と時期
ここで、おまけとしてクリスマスのチキンを予約できるお店と時期をご紹介します。
王道のケンタッキー
まずは王道のケンタッキーフライドチキン
2020年のクリスマスメニューの予約はまだ決定されていないようでした。
情報がなかったので去年の例を見てみると…
・予約期間:11月1日~12月23日
・受取期間:12月20~12月25日
なので今年も同じような感じじゃないかなと思います。
予約はネットオーダーがキャンペーンなど使えたりできるのでお得で便利です。
モスバーガーも人気
クリスマスのチキンといえばケンタッキーが有名ですが、モスバーガーも結構人気があります。
2019年では、こちらを12月15日までに予約購入すると100円引きだったみたいです。
またモスチキンパックを購入すると、12月26日から翌年2月いっぱい利用可能な100円引きクーポンがもらえたようですね。
これはチキン5本あたり100円なので、10本パックを買うと200円分もらえることになります。
昨年の情報なので今年はどうなるかわかりませんが、このようなキャンペーンは何かしらやるんじゃないかなと思います。
予約方法は、ケンタッキーのようにネットオーダーはできないようです。
どのみち予約するためには店頭まで行かなきゃいけないみたいですね。
まとめ
「クリスマスはどうしてチキンを食べるの?」
という疑問についてご紹介しました。
チキンが結局お手頃で美味しいからなんじゃないかと思っていましたが、ちゃんと歴史的な物語があったんですね。
日本でクリスマス=フライドチキンが広まったのはケンタッキーフライドチキンの営業戦略にあったから、というのは「やっぱりか」って感じです。
ですがここまで定着したのは本当にすごいですね。
今年もまだ残っているかと思いきやもうすぐあのCMがやってきます!
色々あった2020年でしたが、最後は楽しく締めくくりたいですね!