オーストラリアのワーホリで1年以上滞在する方法は?最長何年可能?

ワーホリ

 

ワーホリ人気No.1の国、オーストラリア

オーストラリアにワーホリをしていると、
あるいはオーストラリアのワーホリについて調べていると、

「オーストラリアには2年目、3年目もいれるよ!」

という噂や情報を見聞きしたことがあると思います。

 

この記事では、「本当にオーストラリアに1年以上滞在することは可能なのか」
また、「それが本当なら1年以上の滞在を可能にする方法」について紹介します。

 

「1年間の海外滞在」というのは、長いようで本当にあっという間です。

現時点で「ワーホリは1年間で十分」という人も
今後オーストラリア滞在中に「もっといたい」と思うかもしれません。

そうなったときには既に手遅れ…という悲しい状況にならないためにも
知っておいて損はない情報です!

オーストラリアでのワーホリ期間は1年?

期間限定で協定国に自由に滞在できるワーキングホリデー制度。

どの国も基本的には”入国したその日から1年間”滞在することが可能です。

オーストラリアでも同様に、基本的には1年間の滞在です。
しかし、ある条件を満たすことができれば、1年以上滞在することが可能になります。
その延長可能年数の長さも、ワーホリ国人気No.1の理由かもしれません。

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オーストラリアで1年以上ワーホリする方法!

 

オーストラリアに1年以上滞在したい場合、
セカンドビザという
2年目のワーキングホリデーをするためのビザを取得する必要があります。

そして、そのセカンドビザを申請できる条件がこちら↓↓

 

オーストラリア政府が指定する地域で
季節労働に実働88日間(約3ヶ月間)以上従事すること

 

季節労働というのは、簡単に言えば農場でフルーツや野菜を収穫したりする
ファームジョブのことを指します。

“農作業を黙々とこなしていく”というシンプル且つ高い英語力も問われない業種です。
また、世界各国からのワーホリ民がファームに集まるので、いろいろな国の友達を作る良い場でもあります。

 

実際に私がワーホリをしているときも、セカンドビザを求めてファームに行く友人が多く、

その中にはファームで出会った人と恋人同士になったり、家族のように親しくなったり、まさに”ワーホリ生活”を心の底から楽しんでいる感じでした。

なので、セカンドビザを取得するためだけでなく、世界中の人と仲良くなるというワーホリの醍醐味を味わうことができるファームジョブはとてもおすすめです。

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ファームジョブ政府指定地域

88日以上働くならどこのファームでもいいというわけではなくて、
政府が指定する地域のファームである必要があります。

以下の図は、政府が指定する地域になります。
簡単に言えば、都市部以外の全域です。

MY FIRST STEP より参照)

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オーストラリアでは最長3年のワーホリが可能?

 

実は2019年7月以降より、オーストラリアではワーホリ制度が改定され、
最長3年間のワーホリが可能になりました。

3年目も滞在するためのサードビザを取得する方法は
セカンドビザを取得するときと殆ど変わりません。

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オーストラリアで3年の長期ワーホリをする方法!

サードワーキングホリデービザを取得する方法は、

セカンドビザを取得するときとほとんど同じです。

ワーホリ2年目に季節労働(ファームジョブ等)に従事すること

 

ただし、一つ異なる条件があります。それは、必要になる労働期間。

サードビザを取得したい場合に必要になる労働期間は、
実働6ヶ月間 になります。

セカンドビザのときの倍の労働日数が必要になるので、
取得条件を満たすまでにセカンドビザの有効期限が切れないように注意しましょう。

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オーストラリアでのファームジョブをゲットする方法!

ファームジョブをゲットする方法は主に3つあります。

 

・1つ目 求人サイトの募集に応募する

ファームジョブに限らずオーストラリアで仕事を探すときの方法として、
日本と同じように求人サイトにてオンラインで応募することが一般的です。

 

ただ、日本と違って

すぐに返事が来ることは極めてまれですし、
返事がかならず来るというわけでもありません。
(のんびりで大雑把なオーストラリア文化らしいですね。)

早くて1週間、遅くて一ヶ月以上あとに返事が来る場合もあります。

 

実際に私もワーホリ中にこの方法で仕事を探したことがあります

が、10軒以上のお店に応募して返信が来たのはたったの2店舗だけ。

そしてそのうちの1軒は応募してから2週間後くらいにやっと返信をくれた
といった感じです。

 

なので私は、オンラインで応募したあとにそのお店に直接レジュメを持っていって、

”自分はそこで働きたい”ということをアピールし、仕事をゲットすることができました。

 

「直接足を運んでレジュメを渡す」という方法は3つ目にも記載しているのですが、
オーストラリアではごく一般的な仕事探しの方法です。

オンラインで応募する際はこのように
返事待ちの時間が長く、もったいないので

気長に待ちすぎず、気になる仕事やファームには
実際に足を運ぶなど、他の方法と組み合わせて自発的に行動しましょう。

 

以下、ファーム求人サイトの例
日豪プレス(日本語サイト)
ハーベストトレイル(英語サイト)

 

・2つ目 実際にファームで働いている友人や知人の紹介

この方法が一番確実で安心できるのでおすすめです。

実際に知り合いが働いているとなると、
労働条件や雰囲気も事前に知ることができて安心ですし、
何より仕事をゲットできる可能性も高いです。

 

私の周りにはファームに行く友人が多かったのですが、
そのほとんどがこういった友人つながりの方法でファームの仕事をゲットしていました。

「ファームに行きたい」と知り合う人みんなに話しておくと、
同じくファームに行きたい人がたくさんいるので
そのグループ内で情報を共有することができるんですね。

 

語学学校なんかではよく
「卒業したらファームに行くからそんな感じか教えるね!」
「後々ファームに行きたいから辞めるときに私のことを紹介してほしい!」
というような会話がよく繰り広げられ、
その繋がりでファームに行く人達が多かったです。

 

また、雇用主側からしても、見ず知らずの外国人を雇うより、

実際に働いてくれている(働いていた)従業員から紹介された人のほうが安心して雇えるのは明白ですよね。

 

こうしたファーム仲間を作っておくことで
ファームジョブのゲット率が上がるだけでなく、事前にそのファームの情報を知ることで
悪徳ファームを避けることにも繋がります。

ですので、
自分がファームジョブを探しているということをできるだけ会う人全員に公言しておくこと

それが、ファームジョブゲットの安全で確実な近道になります。

 

・3つ目 働きたいファームに出向いてレジュメを手渡しする

ファームジョブに限らず、オーストラリアで仕事探しをするときに、
実際に働いたい店に自分のレジュメを配り歩くというのはごく一般的な方法です。

私もホテルの仕事をゲットしたくて
街中のホテルにレジュメを配り歩いた経験があります。

 

ただ、ファームジョブをこの方法でゲットしたい場合、少し勇気が必要です。

 

なぜかというと、ファームがある地域というのは、
飛行機移動が必要なほど街から離れているからです。

なので、住む家も仕事も何も決まっていない状態で
見ず知らずの土地に行くことになります。

 

ギャンブル性はありますが、意外にも多くの人がこの方法を使っていたり、
私の友人の一人もこの方法でファームジョブを無事にゲットしていたので、
想像しているよりも実現可能な方法ではあります。

 

実際に友人がしていたことは、

・ブログやインスタグラム等で実際にファーム生活をしている日本人を見つける
・その方々とコンタクトを取り、仕事や現地の情報収集する

 

こうして繋がった人々の何人かと繋がりを持ち、家の空き部屋の確保をしてもらってから

(それでも部屋の確保は確実ではありません)ファーム探しの地へと飛んでいきました。

 

その後の彼女の行動としては、

無事に入居することができ、そこで出会ったシェアメイトの一人に
仕事探しに必要な車移動を頼むなど、周囲の人に助けてもらいながら
無事にファームジョブをゲットできたようです。

 

ちなみに、彼女の英語力ははっきり言って初級でした。

語学学校でも下から2番目のクラスにいて、
よく放課後に私が英語を教えていたくらいです。

なので、英語が話せるからこの方法が通用するというわけではなくて、
英語が苦手でも、彼女のように自分から積極的に話しかけていく積極性があれば

十分やっていける可能性があります。

せっかくオーストラリアに来たのだから冒険してみたい!という人や、車を持っている人、比較的金銭面で余裕がある人は挑戦してみる価値ありです。

とっても素敵で貴重な経験になると思います。

オーストラリアでファームジョブをゲットするときの注意点

 

悪徳なファームをしっかりと見極めることが重要です。

これはサイトで応募するときや自力でファームを探す場合に特に注意しなければなりません。

この記事を読んでいる人は、セカンドビザ・サードビザの取得が目的なはずですから、

そのファームのオーナーがビザ取得のサポーターになってくれなれば意味がありません。

 

ですが残念ながら、中には政府にあまり信用されていない、
又は認められていないファームが一定数存在し、

そのような悪徳ファームに引っかかってしまう可能性も十分あります。

そうならないために
ファームジョブを探す際は、以下の点に気をつけましょう。

・日本語サイトに乗っている、不自然な日本語の求人

・「最寄り駅から職場まで無料送迎」「女性でも最低$○~稼げます」等の行き過ぎた好条件

・デイオフカウントありの記載

上記に関して詳しく紹介しているサイトが”旅飯ブログ”さんになります。参考にしてください。

考えるに、このような悪質なファームが存在するのは、人手不足なために労働者を欲しているからだと思います。常に人手不足ということは

=人気がない、労働者が定着しない(すぐ辞める)

ということに繋がりますよね。

たとえ求人サイトの募集要項に書いてあることが事実だとしても、それ以外に人が集まらない理由があるはずだと思います。

優良なファームは常に人手が足りていて、求人を出さなくても口コミ等で人が集まるはずです。

ですので、上記の点をに注意しながら、ファーム経験者や仲間からの情報収集に努めましょう。

 

また、もう一つ気をつけるべき点は、

面接の時や働く前に

・オーナーのサインが入った労働日数に証明書
・給与明細

この2点を出してくれるかオーナーの意思を確認することです。

この2点はビザ申請時に必要な書類となるので、
確実にもらえるかしっかり確認しましょう。

 

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ワーホリビザ申請方法と注意事項

 

オーストラリアのワーホリビザは1年目でも2年目でも3年目でも
オンラインで自分で申請することができます。

セカンドビザのオンライン申請方法は、こちらのサイト”MY FIRST STEP“さんが詳しく紹介してくれているので参考にしてください。

 

そして、注意点について

ビザを申請することはオーストラリア国内でも国外でもできますが、
国内で申請したら国内で取得、国外での申請の場合は国外で取得するのが原則です。

例えば
1年目のワーホリを終えて2年目のワーホリのする前に一時帰国をしたい場合
または、近隣の国に旅行する場合

オーストラリア国内で申請し、ビザが下りる前に出国してしまうと
日本に帰国している間(オーストラリア国外にいる間)はセカンドビザを取得することができません。

ですので、1年目のビザが十分残っている場合は問題ありませんが、
残っていない場合は再入国する際に観光ビザが必要になったり、
場合によってはビザがすぐに降りないことも十分あるので、
滞在中にセカンドビザが降りるまでの間観光ビザに切り替える必要が出てきます。

 

実際に、私の友人がこの件で少しトラブルになっていたことがあります。

彼女はセカンドビザ申請後、ビザが下りるのを待たずに日本に一時帰国しました。オーストラリアに戻ればすぐにビザが下りると考えていたからです。

しかし、なかなかビザが認可されず、ようやく彼女から「ビザが下りた」と報告を聞けたのは、それから約2ヶ月経った後でした。

その2ヶ月の間に1年目のワーホリビザも切れてしまい、観光ビザに切り替えなければいけなくなり、観光ビザでは働くこともできず、、、

ただビザが下りるのを待つことしかできない様子でした。

彼女は真面目にファームで働き、ビザを申請する条件もクリアしていたので

単純に運とタイミングが悪かったのだと思います。

 

ビザ申請中の出入国は原則自由に行なえますが、
このように予想外のことも起こり得るので、
国内でビザの申請をしたら取得するまでは出国せずにとどまるほうが無難です。

 

また、セカンドビザが有効になるタイミングについては、

オーストラリア国内で申請取得した場合は、
1年目のビザが終わると同時にセカンドビザが適用されます。

なので、例えば2020年4月1日に1年目のビザが終わるとしたら2年目のビザは2020年4月2日から適用され、その後1年間の滞在が可能になります。

日本に帰国したあと日本国内でセカンドビザの申請した場合は、
セカンドビザで再入国したその日から1年間の滞在が可能になります。

この場合、ビザを申請するタイミングは自由なので、
帰国1年後でも2年後でも好きなタイミングで申請・取得できます。

ただし年齢制限も1年目のときと同様なので
31歳の誕生日を迎えるまでに申請・取得するよう注意しましょう。

 

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まとめ

 

1年間という期間は長いようで、実際に暮らしてみるととてもあっという間です。

最初はオーストラリアという国になれることで精一杯でも

学校に行ったり仕事をしたり現地で知り合った友だちと遊んだり、
ホームシックを乗り越えてようやく心の底からワーホリ生活を楽しんでき始めた頃に
帰国のタイムリミットが迫ってきます。

 

帰国する月が近づくにつれて、

「もう少しオーストラリアにいたいな」「一時帰国してからもう一回来たいな」

こんな思いが誰でも少しは出て来ると思います。

 

ファームジョブ(農作業)というと、重労働というイメージがありますし、
たしかに体力仕事ではあります。

しかし、やる気さえあれば誰でもできる仕事です。
そして、ほぼ全員が未経験からのスタートで高い英語力も必要とされません。

日本では経験することのない仕事をし、世界中から来た色々な人と仲良くなりながら、
英語力を鍛えることもできる場でもあります。

ぜひファームジョブに挑戦し、日本ではできないような
ワーホリの醍醐味を経験し、ワーホリ生活を充実させてください!



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