11月10日に放送された『ボンビーガール』では、韓国の半地下住宅で生活する日本人女性が紹介され、話題になりましたよね。
次週、彼女が日本での職を捨てて韓国にやってきた理由が紹介されるとのことですが、
今回は、いま話題の「韓国の半地下住宅の実態」について紹介したいと思います。
『ボンビーガール』で紹介されていた日本人女性の実際の韓国半地下生活の様子も合わせてご紹介します。
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『ボンビーガール』韓国の半地下住宅で生活する日本人が話題
日本での職を捨てて一人韓国に渡ったこちらの女性。
名前は史華さん。26歳の女性です。
彼女が生活する半地下住宅は、韓国の明洞から電車で20分ほどの距離にある麻浦区。
麻浦区は、東京で例えると三軒茶屋の住宅街のような地域だそうです。
史華さんは、日本で務めていた会社を辞めて韓国で夢を叶えるために一人渡韓したみたいです。
一体どんな夢があるのかとても気になりますよね。
彼女が韓国で半地下生活をしてまで叶えたい夢は何なのか、その全貌については次週11/17に放送される『ボンビーガール』で明らかになるとのことなので注目ですね!
K-POPアイドル志望ではないとのことなので一体何なのでしょうか。。
日本にいた頃は化粧品会社に務めていたとのことなので、美容関係の可能性はありそうですよね。
韓国は元々美容大国として知られてますし、特に今はK-POPアイドルの影響で流行りの国なので有り得ますね。
「韓国の半地下」といえば映画『パラサイト』の過酷な極貧生活をまっ先に思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、『ボンビーガール』で紹介された史華さんの韓国での半地下生活はとても意外なものでした。
お金のない若者にとっては、生活手段の1つの良い選択肢ではないかなとも思いました。
ボンビーガールで見る韓国の半地下住宅の実態は?
『ボンビーガール』で実際の史華さんの生活を通して紹介された、韓国の半地下住宅の実態を紹介します。
こちら下の画像は、ボンビーガール史華さんが実際に生活する半地下住宅の外観。
映画『パラサイト』を観た人ならわかると思いますが、映画のまんまですよね!
本当に半地下。。
外を歩く人の真横に窓があって外から丸見え。
『パラサイト』での酔っぱらいにトイレだと勘違いされて窓に向かってトイレされる…というのが思い浮かびます…
しかし、一歩中に入ってしまえば意外と今どき…!
玄関の扉はオートロック!
韓国はオートロックが一般的で、このような半地下の住宅でもほとんどがオートロックのドアのようです。
この辺はさすがデジタル化先進国の韓国だなあと思います。
新しいものを取り入れるのがとても早いですよね。
気になる半地下住宅の内装は…
玄関入ってすぐはこんな景色になっていました。
想像に反してめちゃくちゃ可愛い。
白を基調としていて、デザインにもこだわっている感じ。。
ちなみにこの画像でいうと、すぐそこがリビングルームで、右手の奥にキッチンがある間取りになっています。
リビングルーム⇓
キッチン⇓
映画『パラサイト』の半地下住宅を想像していたら拍子抜けするくらい綺麗でかわいい。
学生向けっぽい家の感じですね。
外から見た地面に面した窓、家の中からだとこんな感じだそうです。
たしかに外との距離がかなり近い。
夏でも窓は開けられないですね~。。
ボンビーガールの史華さんも、「窓はずっと閉めっぱなしで、開けるのは換気のときくらい」だそうです。
あと、やっぱり半地下なので日当たりはとても悪いですね。
よく晴れた日でも常に日陰って感じです。
洗濯機は”家の中にあるベランダ”にありました。
ベランダが家の中にあるって不思議ですが、韓国では一般的なようです。
冬は-20度にもなるので、断熱性を高めるためにベランダも外に開放されてないらしいです。
北海道の二重ドアみたいな感じですかね!
韓国ではオンドルという床暖房がある家が普通らしく、それは半地下にも浸透しているごく一般的な設備になっているようです。
それなら洗濯物は意外と乾きやすそうですよね。
日当たりが悪いとカビが繁殖しやすそうですが、そこさえ気をつければ意外と全然生活できそう。
間取りは2LDKですね。
史華さんのお部屋はこんな感じでとてもシンプル
一見綺麗に見えますが、梅雨の影響でカビが大量にできてしまったらしく、大家さんに壁紙を貼り直してもらったそうです。
やはり半地下で日当たりがここまで最悪だと仕方ない問題なのかもしれませんね。。
韓国で半地住宅、ボンビーガールの気になるトイレは?
案外、韓国の半地下住宅でも、日当たりとカビの問題さえ目を瞑れば普通に快適に生活できそうですよね!
しかし、1番気になるのがトイレ。
例の『パラサイト』では大雨で洪水になるとトイレが逆流してきて悲惨なことになっていましたが、あれは実際どうなるのでしょうか。
ボンビーガール史華さんが生活する半地下住宅のトイレはこんな感じ。
綺麗ですがやはり段差を登って少し上に位置していますね。
これには配管の問題があって、半地下に位置しているゆえにやはり『パラサイト』のように逆流しやすい構造になっているようです。
逆流を防ぐために段差の上に位置しているみたいなので、映画のような悲惨な逆流はこれで防げているのではないかなと思います。
よっぽどの悪天候だったらわからないですけどね…
ちなみにシャワーはトイレの右横にありました。
湯船はないそうで、日本でもよくあるユニットバスのような類ですかね。
湯船に浸かる習慣がある日本人には辛いかもしれないですが、公衆浴場のようなものも韓国にあるようで、ボンビーガールの史華さんもよく言っていたみたいですよ。
これから韓国での生活を考えていて、半地下住宅も候補の一つにあるとしたら、トイレの心配はあまりしすぎなくても大丈夫だと思います。
『パラサイト』のような悲惨な状態になることはあまりないのではないでしょうか。
『ボンビーガール』韓国の半地下に住むと家賃はいくら?
気になる家賃のですが、ボンビーガール史華さんが住むこちらの半地下物件、月いくらの家賃なのでしょうか。
ボンビーガール史華さんは、半地下の2LDKの家に友人とシェアで生活しています。
その家賃は。
ガス・水道・電気1万円+家賃3万円=4万円(1ヶ月一人)
安い…!!
光熱費は月々1万円固定で支払うという感じなのでしょうね。
ガス水道電気全て合わせて一人1万は、妥当か少し安いくらい。
そして家賃3万ってかなり安いですね。
ちなみに韓国ではソウルに人口が集中していて、物件が足りていない状況。
5000万で買った家がたった2,3ヶ月で7000万になるような状態らしいです。
なのでソウルの半地下ではない家で生活するとなると、かなり家賃が高いんでしょうね。
半地下とはいえソウルの住宅地で、このような可愛いデザインのオートロック付のきれいな家。
これで月4万円だと、お金のない学生にとってはかなり助かりますよね。
映画『パラサイト』で半地下の家=極貧生活のようなネガティブなイメージが有りましたが、案外半地下で生活する人は普通にいるのだろうなと思います。
そもそも韓国の半地下住宅ができた理由は?
韓国のような半地下の住宅って日本ではあまり見かけないですよね。
あるのかすら疑問ですが。
そもそも、なぜこのような半地下の住宅が韓国にできたのか調べてみました。
住宅不足で家賃が高騰する中、半地下住宅だと家賃も安いので、お金のない人たちに大人気となり現在に至るようです。
やっぱり、防空壕として作られただけあって昔は『パラサイト』で出てくるような汚い不衛生な家だったのではないでしょうか。
それが現在は、その安さから学生や若者にも人気を得るようになり、綺麗でデザイン性のある「住宅」としての半地下住宅ができているのだと思います。
実際に韓国の半地下で生活することは意外と普通?
ここまで記事を読んでいただけたら少しわかると思いますが、韓国では半地下住宅で生活することは意外と普通なことなのではないかと思います。
実際に、現在では36万世帯以上が半地下生活を送っていると言われているそうです。
全国民の半数が、東京23区と同じくらいしかない大きさのソウルに住んでいるそうなので、当然の流れなのかなと。。
「節約の面から半地下に住みたいけど世間体が気になる」という人も中にはいるかも知れませんが、案外気にすることもなのではないかなと思います。
もはや普通になりつつあるし、実際お金のない若者には人気みたいですからね。
ボンビーガールでも紹介されていたとおり、半地下といえども家の中はお洒落で綺麗ですし、オートロックで防犯面もしっかりしている印象でした。
韓国では半地下で生活することは普通に浸透していることなのでしょう。
韓国で半地下の安い家を探す方法は?
半地下の安い家を探す場合も、韓国で家探しする方法と同じようです。
主には、
- 友人の紹介
- サイトから探す
- 直接不動産屋に行く
この3つだと思いますが、一番確実なのはやはり友人の紹介。
ボンビーガールの史華さんもそうでしたが、
「元々友人のルームメイトが家を出るため、そのあとに入居する」「元々友人が住んでいた部屋に入居する」
という友人の紹介が一番確実で安全です。
海外に住むと人脈って本当に大事だなと思い知らされるのですが、自分にとっても大家さんにとっても、知っている人の紹介だと安心できるのでお互いに一番いいんですよね。
それでも友人や知り合いの紹介というと運やタイミングもあるので、インターネットのサイトから同時進行で探していくと良いかもしれないですね。
韓国はネット社会なので、直接不動産屋に行くのは最終手段として、サイトで自分で探すのが良いと思います。
一番のおすすめは友人や知り合いの紹介ですが、半地下住宅となると限られてくるので、自分で同時進行で探すと早く見つかるかもしれないですね。
または韓国での生活をイメージしやすくするためにも色々と家を見ていくと良いかもしれません。
まとめ
韓国での半地下住宅・生活の実態を、ボンビーガールを通してご紹介しました。
映画でみるような悲惨な感じではないのが良い意味でびっくりでしたね。
あれくらい綺麗で可愛かったら私も住めるかもと思いました。
これから留学やワーホリで渡韓する予定のある人や、韓国での生活費をすこしでも抑えたい人は半地下住宅も検討してみても良さそうです。